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POSTED / 2023.04.07

母の背中

みなさんこんばんは!
プンダミリア、スプンオーナーの木下志磨子です。

 

そう、来週水曜日大阪はルクアに新店舗がオープンします。
8月にお話があってからあっという間に8か月!
現実になる日が迫ってきました。
今はスタッフ全員でルクアのオープンに向かって準備しています。
毎日毎日いろんなハプニングが起きて精神乱れつつありますが
そんな時間はない、ということで
ひとまず4年ぶりの本格的な母の日もありますし、
5月中旬まで走り抜けたいと思います!

 

さて
先日突然プレゼントが届きました。
子供のころから知っている長野のご夫婦から。
はじめは「どうしたんだろう!?」と
理由がわからず驚きましたが
お手紙が入っていて、なんと
大阪の店がオープンすることを知って
お祝いを送ってくださったのです!!
なんとまぁ!
たまにお花の注文もいただくので
何十年ぶりではないのですが、
お電話をしてみました。

 

実は、そのご夫婦は私の地元の警察官、
いわゆる「駐在のおまわりさん」として赴任されてこられました。

 

実家は飲食店をしていたので
おまわりさんが新しくなる!となると
歓迎会などをするわけです。
そういったことでよく店に来てくれていたのを覚えています。
母がとても仲良くしてもらって
その縁でこうして40年来のお付き合いをさせていただいております。

 

母が8年前に亡くなってからも
も、というより、亡くなって一層
「ふっこさん(冨貴子)に本当にお世話になった」
「ふきちゃんにはどれだけ世話になったか」
「お母さんによくしてもらったんだよ」

声をかけられることが多くなりました。
そのご夫婦もお電話で
本当にお世話になったと思い出を話してくれました。

 

私の母冨貴子は全く普通のお母さんとは違い、
はちゃめちゃなお祭り人間で
私はいーーーっつも母を恥ずかしく思っていました。
人と違うことが好き、というか
「恥ずかしい」という言葉が彼女の辞書にはない人です。
地元の運動会で毎年仮装して出てきて
それがまたみんなの大爆笑を誘うんですよね。
そんなのもちろん娘はいやでいやでいつも憂鬱でした・・・。
みんながフリフリのかわいいスカートはいていても
志磨子は似合わないね、もっと男らしく!と
小2,3年のときからリーバイスのジーンズを
履かされていましたしショートカットを
強要されていました・・本当は
女の子っぽい服が着たかったのに・・

 

みんながおそろいのスクール水着なのに
一人だけ違う水着買ってきたり
何もかもがそんな感じで本当に
嫌でした・・・

 

しかし、今思えばそんな風に育った私が
ど田舎からアメリカに行きたいだとか
思っていたり
結果京都に住み着いてしまったとか
花屋がやりたい、自分で独立したい、
と思ったり。
それは母の影響だったと思うのです

 

小さい村で生まれ育った母が
どうしてそんな風に思えたのかはわかりませんが
私にはとにかく世界は広くてやれることは
たくさんあり、自分の決めた道を
行きなさいというスタンスだったように思います。

 

ようは、田舎であろうが、都会であろうが
日本だろうが海外だろうが
自分のやりたいことに打ち込んで
一生懸命生きるっていうことが大切なこと、
ということを教えてもらえてたような気がします。

 

気が付かないうちに母の
社交性とか人にお節介したり
懸命に仕事に打ち込む姿を
かっこいいなとおもっていたのかもしれません。

 

そのご夫婦とお話して今まで気が付かなかった
母のいいところを感じました。

 

元気で生きていてくれたらいま
それを伝えたいです。
天国というものがあれば
感じてくれているのでしょうか。

 

母は口では
なるべく近くに住んでほしい
とか
安定した仕事をしたらいいとか
言っていましたが母の背中をみて
いるうちに私は独立精神旺盛な
人間になってしまった気がします。

 

だから、きっとこれからも
母の影響を受け継いでいく人生を
歩んでいくんだと思います。

 

そして母のように強靭な精神は
どうやら受け継いでいないのですが
そこも少しは鍛えたいと思います。

 

そしてそんな母の力を
借りてルクア店が繁盛しますよう
頑張らねば!と思います。

 

お祝いいただいたご夫妻には
本当に感謝の気持ちです。

 

ありがとうございました!

 

プリザーブドフラワー加工スプン・
プンダミリア
ルクア店、どうぞよろしくおねがいいたします!!!

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