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POSTED / 2023.06.02

郷愁のアルミホイル

みなさんこんばんは!
プンダミリア、スプンオーナーの木下志磨子です。

 

台風が多い季節になりました。

 

夏は何かと出かける予定たてたいのに
台風もくるしで
運というのか、運命というのか
雨女とか晴れ男とか
そんなことを気にしながら予定たてるのが、
ちょっと気がかりですね。

 

雨でも全然楽しめるって思えればいいんでしょうが、
やはり晴れが好きです(笑)
あ、でも雨の日にしかも
大雨の日にお花見したのですが
意外と気にならなかったですね。
傘やレインコート、長靴の完全防備できていれば
楽しめるものです。
かわいいレインコート買おう!

 

雨女と嘆かず雨でも楽しめると思えたら最強ですよね。

 

さて、先日すっごい
記念すべきことがありました。

 

ついに。ついに!ということです。

 

『アルミホイルを使い切った』のです。

 

だから??
って感じでしょうね。。

 

でもこのアルミホイル、
ただのアルミホイルではありません!!

 

実は、大学で京都に来る時
今から28年前!!に母が持たせてくれたものです。

 

え?って感じですよね。消耗品、なのに??

 

いやぁ、こんなにアルミホイルを使わない人生だったのか?
いえいえ、母は飲食店していて
持たされた物が業務用のめちゃ太巻きのものだったんです。

 

それにしても、ですよねー。

 

アルミホイルってあまり使わないですもんね。

 

それがなんと、このたび28年の時を経て
使い切ったというわけです。
最後の役目はサイズが合わない鍋の蓋代わり。。
地味で申し訳ないです。

 

10回ぐらい引っ越しましたが
ぜーんぶついてきました!
あんなことやこんなことを
ともに過ごしてきたヤツです。

 

 

 

なんか、まじまじと箱を見つめ
母が持たせてくれた時の思いを考えてみたり、
今の私ぐらいより若いぐらいなのですが、
1人子供を京都に住まわせて
仕送りして、学費払って
もちろん父もですが。
その時の私は当たり前のように思っていましたが、
すごいことだと思いました。

 

こんな長いこと持つとは思ってなかったでしょうが、
アルミホイルをどんな思いで持たせたんだろう?

 

アルミホイルと、
イチビキの赤みそと、
なぜかキャベツの千切り機(笑)

 

覚えています。

 

子を送り出す母の気持ち。
寂しさと、応援する気持ちと
頑張らなきゃという思いと。

 

よくぶつかる関係でしたが
アルミホイルを見つめて
愛されていたんだなぁということ感じました。

 

アルミホイルですけどね。

 

物っていうのは最近は
ない方がいいと言われますが

 

物からいろいろ感じることもあります。
捨てずに置いといてよかったなぁ。

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